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おい信社
ゲーム・音楽等のレビューを中心としたブログ
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レッスルエンジェルス サバイバー

メーカー:サクセス  機種:プレイステーション2
公式サイト

●概要

昔、PC・SFC・PCエンジン等でリリースされていたシリーズの新作。
ジャンルは女子プロレス選手育成&団体経営ゲーム。
旧作を知っていなくても楽しめるかと思われます。
私は旧作では同じく団体経営ゲームのSFC版しか遊んだ事はありませんが、
その時でも旧作を知らなくても問題ありませんでした。

選手数は100人超。
50人以上の豪華声優陣に、ゲストデザイナーや各種専門誌とのタイアップによるキャラクター、
水着撮影やバカンスといったイベント・・・等々
俗に言うギャルゲーが好きな方向けの要素が充実しています。
そして、プロレス団体経営というだけで、プロレスファンにとってはたまらないのではないでしょうか。


●レビュー

結論から書くととにかく楽しいです。
発売前にも書いた通り、自分の頭で展開を組み立てていけば遊び方は多様です。
そしてそれを許容してくれるだけのものがあります。
試合に勝つ事のみが至上ではないスタイルでも十分遊べますし。
プロレスが題材ではありますが、全く知らなくても何の問題もないです。
ただ、多くの面であと一歩ずつおしい。
十分佳作ですが、その惜しい点が見えているだけに、
数点改善すれば名作になれたかもしれません。

●経営

団体経営に関してはなかなか上手くやっている印象です。
例えば実力のあるレスラーが居なくても人気があれば十分にやっていけたりするあたり、
なかなか現実的でもあるかも?
SFC版にくらべれば随分やりがいはあります。
が、しかし作ったところでほとんど意味をなさない施設など、まだまだ甘い点も。


●試合

試合に関しては、技の数はとにかく少ない。
技名変更できるから脳内で補間するにしても少々辛いかも。
その技名変更も、同じ技を難易度を変えて数個覚えさせていたら、
一つの名前を変えれば全部変わってしまうのは困りもの。

カードバトルは自分は操作はしないので言及できませんが、見ている分には楽しいです。
熱い試合展開もよく起こります。
ただ、プロレスゲームとして考えたら試合はもっと掘り下げてくれると嬉しいかな。
現状の技絵を表示させるシステムではこれが限界かとも思いますが・・・
次回作があるならこのへんも期待。


●育成

選手や育成に関してはほぼ「プロサッカークラブをつくろう」形式と言えば解る人には解りやすいでしょうか。
選手ごとに素質が定められていて、素質の低いキャラを最強クラスに育てあげるのは無理かと思われます。
現実のように選手ごとに役割があって・・・と考えれば悪くはないけれど、
キャラクターゲームと考えれば、せっかくこれだけ多彩なキャラがいるのに使い方を制限させるのは勿体無く思います。
得意属性を変えるのも至難で、育成の幅は狭いと考えた方が良いでしょう。
育成スタイルは「ダービースタリオン」ではなく「ウイニングポスト」。
例えばかりで申し訳ないですが、この手の経営&育成SLGをよく遊ぶ方は参考にしてみてください。

しかしサカつく等とは違い、キャラとしての個性が各々用意されているから情も移るというもの。
個人的には、素質はあって然るべきだと考えますが、
せっかく海外遠征や特訓というコマンドがあるんだから、それらを駆使すれば化けさせる事が出来れば良かったかと。

その他能力に関してはタッグが活きる項目があった方が良かった。
せっかくタッグ屋ぽいキャラも居るのに、結局は個人の能力で決まってしまいます。

まぁ、強い選手が居ないとどうにもならないゲームではないので、
素質がそこそこの選手ばかりを集めて団体を作るのも(ある意味そちらの方が、かも)熱いです。


●その他

経営・育成に関してのみならず、ゲームとして見れば荒い部分が多いです。
少し手を加えるだけで違ってくると思われる点が目立ち、少々もどかしく感じます。
インターフェースの面でもユーザーに優しくはない。
ロード時間は短いのは良いです。(但しセーブには20秒程かかります)


●楽しさ

では具体的に何が楽しいのか?と。
能力で選んでもルックス選んでもいい。
集めた選手達で、自分で試合を組んで進めていく。
そのうちに、誰がエースで、誰と誰がライバルで、こいつは若手の壁で、、、
色々な事が頭の中にわいて出てくるのではないでしょうか?
そういった自分の中での展開が楽しい。
人を選ぶ楽しみ方かもしれませんけど、これで楽しめる方はプロレスを知らなくても全然OKだと思います。
プロレスが好きな方は、それはそれでプロレス脳を活用できるだけの素材は用意されております。

という事で、ストーリーや流れが与えられないと楽しめないタイプの人にはつまらないゲームだと思います。
私は正直、選手がが数字と記号と文字だけでも楽しめると思うので参考にならないかもしれませんが。

こんな事を書いておいてなんですが、キャラクターは十分魅力的だと思います。
ギャルゲーの類はほとんど遊んだ事も興味もなく、発売前は「似たような顔ばかり並んで」と少なからず感じるところはありましたが、
遊んでみるとそんな事はなかったです。


長々と書きましたが、ピンとくる部分があって、
「楽しませてもらおう」ではなく、「楽しもう」という気概があるなら、ほぼ間違いなく楽しめるのではないでしょうか。


個人的満足度は89点(100点満点中)

但し冷静にゲーム性を評価する or ここで書いた項目にあてはまらない人には、
70点以下にもなりえると思います。




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オー!マイキー 2nd

監督:石橋義正
公式サイト

●収録内容
14 『ピクニックへ行こう』
15 『マイキーとおばけ』
16 『愛しのクリスティーナ』
17 『双子と宇宙人』
18 『タイム君登場』
19 『橋の上のエミリーちゃん』
20 『間違い電話』
21 『鏡の中のマイキ-』
22 『マイキーへの招待状』
23 『リストラ計画』
24 『家庭教師のお姉さん』
25 『わらしべ長者』
26 『超お姫様イザベラ』

●概要

明るいマネキン一家が繰り広げる、ちょっぴりブラックなコント。
出演者はマネキン。要するに動きません。
ほとんど間をあけずに喋り続ける独特のテンポ良さが楽しい。
動かないものを扱うからこそ、構図や間、台詞といった要素が際立ち、それらのセンスに唸らされる。

ネタはくだらなさ満載の中にブラックな要素も。
一見子供向けのようで子供に見せちゃいけないような思いにかられる話もあります。
ちょっとブラックなサザエさん、という捉え方もアリな気がします。

CMに使われていた事もあるので、番組を見た事がなくても一度は目にしているかも。


●収録エピソード等

1stに続き新キャラがどんどん出てきますが、一発ネタ的キャラ多し。
それよりもパパとママが面白く描かれています。
このシリーズの面白さはこの二人のキャラクターに凝縮されていると思います。
双子の面白さもまだ健在なので、シンプルにこの独特な世界を楽しめるのではないでしょうか。

パパ、ママ絡み以外では22話が好きです。
ブラウン兄さんは登場回数それ程多くないのですが、なんかナイスキャラ。


68点(100点満点中)




その他オー!マイキーDVDを購入

御中元

倉橋ヨエコ (babestar公式
2006/7/26発売
1,800円(税込)
御中元特設サイト


●収録曲

 1.夏
 2.ラジオ
 3.追跡(歌のお客様 伊集加代)
 4.東京(歌のお客様 チャーリーコーセー)
 5.部屋と幻(歌のお客様 タテタカコ)
 6.楯(グランドピアノ弾き語りバージョン)


●レビュー

「自宅6畳アパートにグランドピアノを持つ女」倉橋ヨエコ。
“インチキジャズ歌謡”“ヤサグレロック”といった独自の音楽性や詩の世界観はもちろん、
狂鍵とも称されるピアノテクと伸びやかな歌唱も評価の高いシンガーソングライター。

そんな彼女からの御中元は、古いファンへの感謝を込めたプレゼント、
新しいファンへのご挨拶、そんな作品になっている。

新曲「夏」を除いては収録曲は過去の作品を多彩なゲストを招いて再録。
ゲストを招いてアレンジとはいうものの、ゴテゴテと飾り付けたわけではない。
これまでその独自の世界観ゆえ、とっつきにくさを指摘される事もあったが、
今作ではアレンジにより、少し柔らかく入りやすい音楽になっており、
曲や詩の素晴らしさが素直に伝わってくる出来となっている。

倉橋ヨエコを知らない人への入門用としても是非オススメしたい一枚。

90点(100点満点中)




@TOWER.JPで購入






オー!マイキー 1st

監督:石橋義正
公式サイト

●収録内容
1 『日本での生活が始まる』
2 『家庭訪問』
3 『続・家庭訪問』
4 『マイキーのいとこ』
5 『マイキーのお買い物』
6 『双子とマイキー』
7 『双子の訪問』
8 『マイキーのデート』
9 『ボブ先生とボブママの大ゲンカ』
10 『マイキーと牛乳』
11 『ふられたマイキー』
12 『アホがみるブタのケツ』
13 『ローラの恋』

●概要

明るいマネキン一家が繰り広げる、ちょっぴりブラックなコント。
出演者はマネキン。要するに動きません。
ほとんど間をあけずに喋り続ける独特のテンポ良さが楽しい。
動かないものを扱うからこそ、構図や間、台詞といった要素が際立ち、それらのセンスに唸らされる。

ネタはくだらなさ満載の中にブラックな要素も。
一見子供向けのようで子供に見せちゃいけないような思いにかられる話もあります。
ちょっとブラックなサザエさん、という捉え方もアリな気がします。

CMに使われていた事もあるので、番組を見た事がなくても一度は目にしているかも。


●収録エピソード等

現在8巻までリリースされている長寿作品ですが、
物語の主要キャラ(フーコン一家 ローラ エミリー 双子)は1巻から登場しています。
キャラクターを掴む意味でも、最近知った方はやはり1巻から鑑賞されるのをオススメします。
個人的に好きなエピソードは双子関連の6,7話と、くだらなさが光る12話です。

基本スタンスは今も変わらないとは思いますが、この頃は現在に比べて“狙いすぎ”な印象はあまり受けません。
そういう意味でも、まさに入門用。
これを機にフーコンファミリーの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

80点(100点満点中)



その他オー!マイキーDVDを購入

レッスルエンジェルス サバイバー

メーカー:サクセス  機種:プレイステーション2
公式サイト

●概要

昔、PC・SFC・PCエンジン等でリリースされていたシリーズの新作。
ジャンルは女子プロレス選手育成&団体経営ゲーム。
旧作を知っていなくても楽しめるかと思われます。
私は旧作では同じく団体経営ゲームのSFC版しか遊んだ事はありませんが、
その時でも旧作を知らなくても問題ありませんでした。

選手数は100人超。
50人以上の豪華声優陣に、ゲストデザイナーや各種専門誌とのタイアップによるキャラクター、
水着撮影やバカンスといったイベント・・・等々
俗に言うギャルゲーが好きな方向けの要素が充実しています。
そして、プロレス団体経営というだけで、プロレスファンにとってはたまらないのではないでしょうか。


●プロレス好き人間にとって

私はギャルゲーには疎いもので、そちら方面の視点では話が出来ません。
(多数あるファンサイト等を参考にされた方が良いと思いますので)
と、いうわけでプロレス好き視点で話をさせていただきます。

私のようなタイプの人間はまず見た目で敬遠してしまいがちかと思います。
しかしそれを補って余りあるプロレス好きにとっての魅力、それは団体経営ではないでしょうか。

所属させる選手こそ用意されたものから選ぶ事にはなりますが、
育成方針、団体・選手の色は自分が考えて進めていけるのです。
世代間抗争、ライバル、団体対抗戦・・・
それらが明確なゲーム内イベントとして用意される事は少ないと思いますが、
自分の頭に自分だけのプロレス界ストーリーを作っていくのに十分過ぎる要素があります。

選手も用意されているとは言え、旧作イメージが無ければ最低限の設定しかありません。
ただ、固有の台詞もほとんど無かったSFC版に比べ、
今作では選手それぞれのキャラクターはゲーム内でも掴み易いのがどう影響するかでしょうね。


●楽しめるタイプの人

遊んでもいないうちから申し訳ないですが、
正直なところ、ゲーム性の緻密さや完成度にはそれほど期待してはいけない気はします。
ギャルゲー的にも、深い固有イベントだとかは期待しない方が良いのかもしれません。

では、このゲームを楽しめる・楽しむにはどうすれば良いのか。
それは「想像力」だと思います。
初期能力と最低限の設定・性格しか与えられていないキャラ達が面白く活き活きと動くかどうかは、本当に遊ぶ人次第。
とても抽象的なものですが、この差で傑作にも駄作にもなり得るでしょう。

4人まで同時プレイ可能である事も、1人で複数の団体を操作し、
より自分の世界を構築するのにもってこいな要素にもなるでしょう。

個人的な話をしますと、プロレスゲーム好きであるならば、
ファイヤープロレスリングシリーズを、エディットとCOM同士の試合観戦だけで、
何ヶ月何年と楽しめる人はかなりの確立で楽しめるゲームなのではないかと思います。
私自身がそういう人間だったからSFC版もハマれたし、今作も買うつもりでいます。


発売までもうあと数日と迫っておりますが、
Amazoneにて予約注文したらミニサントラCDがついてきますよ。

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